<Header>
<Author: 王之渙>
<Title: 涼州詞二首” 一>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 涼州詞（りゃうしうし）>
<BookPage: 308>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
黃河遠上白雲間，
一片孤城萬仞山。
羌笛何須怨楊柳，
春光不度玉門關。
<End Poem>
<Translation>
黄河が長くつづいている。その上流を見わたすと、遠く遠く白い雲のあいだに届いているように見える。天にそびえる恐ろしい高い山なみと、たった一つぽつんと城塞の町があるばかり。聞こえてくる笛の音。それは折楊柳という別れの曲だ。だが、ここでは楊柳を折って別れを怨むことはない。そんなことは無駄さ。柳なんか一本も生えていないよ。春の光は玉門關を越えて、この荒れ果てた胡地にさしてくることはないのだよ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
黄河が長くつづいている。その上流を見わたすと、遠く遠く白い雲のあいだに届いているように見える。
天にそびえる恐ろしい高い山なみと、たった一つぽつんと城塞の町があるばかり。
聞えてくる笛の音。それは折楊柳という別れの曲だ。だが、ここでは楊柳を折って別れを怨むことはない。そんなことは無駄さ。柳なんか一本も生えていないよ。
春の光は玉門關を越えて、この荒れ果てた胡地にさしてくることはないのだよ。
<End Formatted Translation>